◯5番(植野佳奈君) 新・高岡愛の植野佳奈です。本日も質問に立たせていただけますことを、議員の皆様、関係各所の皆様に心より御礼申し上げます。
さて、昨日、3月8日は、女性の地位向上を目指し、差別をなくす国際女性デーでした。市議の活動を続けさせていただく中で、子供や家族のケアを一手に引き受けている女性にお話を伺うたびに、負担が女性の人生にしわ寄せされてしまう社会構造や世の中のマインドを実感せずにはいられません。ほんの1ミリずつかもしれませんが、私が訴えることを通じて、女性の生きにくさを解消する前向きな変化が起きることを願って、本日も質問をさせていただきます。
まずは、大項目1つ目、医療的ケア児という、日常的にたんの吸引や経管栄養、導尿など、医療的なケアが必要な18歳未満のお子さんがいらっしゃいますが、その世話や介護に当たる保護者の休息、いわゆるレスパイトに関する質問です。さきの3月5日の代表質問において、我が新・高岡愛から熊木議員が質問させていただいた内容に重ねて、さらに具体的な内容も含めお聞きします。
現在、高岡市には30名以上の医療的ケア児がいらっしゃいます。その保護者の方々にお目にかかってお話を聞く機会をいただきました。
彼女たちは、文字どおり24時間体制でお子さんのケアに当たっていらっしゃいます。吸引、経管栄養、体の向きを変えるなど、それぞれのお子さんに合わせたケアが必要ですが、当然夜間にも対応が必要なため、一日として夜を通して寝られないと伺いました。
私自身は2人の子供の産後に、授乳や夜泣きのために寝られない日々が1年半から2年続き、その経験をされた方も多いと思いますので、寝られないつらさは実感を持って御理解いただけると思います。しかし、医療的ケア児の場合は2年ほどで終わるのではなく、何年も何年も何年も夜間のケアが続きます。保護者の心身の疲労たるや、今すぐにでも助けてほしいとおっしゃる姿に、涙なくしてはお話を聞き続けることができませんでした。
レスパイトとは休息という意味ですが、お母さんたちは何も寝ることだけを望んでいるわけではありません。現状は、お子さんの御兄弟の行事参加や、そもそもその御兄弟との触れ合いの時間を持つという、親として当然の行動もままならないため、その時間を必要としています。
また、介護に全ての時間を使うことで、若いお母さんが「自分の未来の選択肢が少なくなっていくように感じる」とおっしゃったその言葉からは、まだまだお母さんが自己実現も諦めるほど多くの負担を負っている現実をかいま見ました。
出町市長も2月に医療的ケア児のお母さんとお会いになって深く共感され、何としても寄り添える体制を整備したいとおっしゃったと伺っております。
そこで、小項目1つ目の質問です。医療的ケア児の保護者と市長との意見交換を踏まえて、本市としての思いは。
令和3年に「医療的ケア児支援法」が施行されて以降、デイサービスや訪問看護など医療的ケア児へのサービスは、それまでと比べて質、量ともに向上しております。
また、富山県では令和6年度より、国の医療提供体制推進事業費補助金を活用したNICU等長期入院児支援事業を導入し、在宅の医療的ケア児の一時的な受け入れを行う医療機関に対し、病床と看護師の確保に要する経費を支援しています。
現在、高岡医療圏内には、この支援制度を活用して受け入れ環境を整える動きはありません。氷見市など他市でも保護者の要望活動が活発化していることも踏まえ、人口比率から申し上げても高岡市で積極的に活用していく必要があると考えます。
本市での新しい動きとしては、このたびの令和8年度予算に「医療的ケア児保育施設等利用支援事業」が盛り込まれました。このことは、医療的ケア児を預かる保育施設等にとっては大変心強い施策です。
そこで、具体的に、保育園側がどのくらいの頻度で利用したいのかの把握や、看護師はどこから派遣されるのか、どのような時間帯やシフトで巡回される予定なのか、現時点での見通しをお教えください。
小項目2つ目、「医療的ケア児保育施設等利用支援事業」における保育施設等での利用ニーズの把握に加え、それに対する看護師の確保、巡回をどのような体制で行うのか。
すばらしい本事業ですが、保護者支援のためのレスパイトケアには直結しません。現在、レスパイトに利用できる施設は、富山市にある富山県リハビリテーション病院と国立富山病院のみです。この事実について、富山県の有賀厚生部長は県議会2月定例会において、「本県における医療的ケア児の一時的な受け入れが可能な医療機関は、特定の医療圏に集中しているという課題がある」と答弁されています。
当該医療機関へ高岡市から自車で向かう場合、医療機材の積込みなどの準備に1時間、安全運転で1時間、到着から引渡しまでの時間と復路も合わせると、移動だけに半日費やすことになります。このことは、利用に当たり保護者の時間的、精神的、体力的に多大なる負担となっております。この状況からも分かるように、各医療圏においてレスパイトが利用できる体制が整備されることが望ましいと考えます。
また、レスパイト体制の確保には、医師や看護師、臨床工学技士など多様な職種の人材が必要となります。それらの人材の確保が困難な中、加えて、人材確保だけでなくその医療従事者の知識や経験値の向上が求められる中で、高岡市民病院では、直近でも看護師が二度にわたり医療的ケア児の対応研修を受けており、今後も引き続き開催される予定と伺っております。
さらに、医療的ケア児の中でも、小中学生の多くはこまどり支援学校に通っていますが、入学時にその医療情報は高岡市民病院に共有されております。
そのような下地を考えますと、市民病院で医療的ケア児を受け入れることが最も望ましいはずです。また、レスパイトとはやや異なりますが、令和6年能登半島地震の際には、かかりつけ病院が遠方である医療的ケア児を自宅近隣の公的病院が一時的に受け入れるということを行った上でかかりつけ病院に転院されたという事例もあり、災害時の受け入れ体制の充実強化のためにも居住地域での体制整備が必要です。
そこで、高岡市民病院で、医療的ケア児の保護者レスパイトケアのための入院を受け入れては。
なお、保護者の方のほかに、医療的ケア児の中学生のお子さん自身にもお話を聞いたところ、知らない看護師さんよりも気心の知れた看護師さんにケアしていただくほうが痛みや不便を感じにくいということでした。その観点からも、地元の病院に通えて、医師、看護師、保護者及びケア児本人との心の通った関係が構築できれば、よりやさしい高岡の実現に近づくと信じてやみません。
続きまして、大項目2つ目、教育総合支援センターの発足に当たり、その機能と体制についてお伺いします。
教育総合支援センターは、教育支援、外国人児童生徒支援、特別支援の三本柱で構成されていることが周知されております。
4月のオープンが目前に迫っておりますが、それぞれ具体的にどのようなお子さんが対象になるのか、また、どのくらいの人数の職員や支援員、専門家が勤務し、何人まで受け入れが可能なのか、そして具体的な支援内容については、現段階では市民には広く伝えられておりません。
さきの新・高岡愛の代表質問への御答弁では、外国人のお子さんには在籍校を通じて周知し、10週間程度にわたり集中的に適応支援をされること、不登校児には居場所づくりなどに尽力される旨の新しい情報がありました。
それでもまだ具体性には欠けると感じます。というのも、支援センターではありませんので単純比較はできませんが、富山市で4月に開校する不登校特例校である「古志はるかぜ学園」は、既に受け入れ人数を公表しております。昨年11月に学校説明会が開かれた後、面談などを経て決定したとの報道がありました。
そこで改めて伺います。具体的になったセンターの機能と受け入れ体制は。
また、例えば不登校などは、事前に予兆があるとは限らず、急に学校に行けなくなって初めて、そのときに保護者が解決策を求め戸惑うとも聞いております。
相談先は三者三様と当事者のお母さんもおっしゃっていましたが、保護者や子供自身が、解決のための糸口の一つとして教育総合支援センターを認識していれば、より選択肢が広がります。そのためには、地元の理解に加えて、子供と保護者、そして市民には強力なプッシュ型で周知活動を続けていくべきと考えます。
昨年の教育委員会11月の臨時会では、事務局から「児童生徒のプライバシー面もあり、広く一般市民が使う公共施設とは性質が少し異なるため、見学等の仕方については検討させていただきたい」との御発言がありました。しかし、そのように人目に触れさせない姿勢では、ますます行きにくい、そもそも存在すら知られない場所になってしまうのではないでしょうか。
先ほど取り上げました「古志はるかぜ学園」の学校名選定理由について、富山市の藤井市長は、「地域のランドマーク的な存在として認識しやすいこと」と述べていらっしゃいます。
また、先進的な事例として、島根県雲南市には「おんせんキャンパス」という、官民連携の不登校児のための支援センターがあります。ここでは、子供を「支援対象」ではなく「地域の一員」として扱い、「施設が地域に入る」のではなく「地域と一緒につくる場」という位置づけにしています。
これらのことから、施設を閉ざすのではなく、地域とつながり、共につくるということが、これからの教育総合支援センターの在り方であると考えます。
そこで、まずは地域や市民に対して、紙媒体やインターネット上での情報発信と併せて、施設を実際に見てもらう機会を設けてはいかがでしょうか。
小項目2つ目、新年度内に地元の方や保護者などへの開放日を設け、周知の強化に取り組んでは。
先日、きらら子教室の視察に行かせていただきました。所長以下、職員や支援員の皆さんが小学生の男の子たちとボッチャやクイズで遊び、試験中の中学生を見守り、それぞれの過ごしやすさを尊重して子供たちに関わっていらっしゃったのがとても印象的でした。
現場は一生懸命です。きらら子教室の機能もスタッフも4月から教育総合支援センター内へ異動します。スタッフの皆さんのお仕事に対する姿勢を伺うだけでも、保護者の皆さんは安心できると思います。また、引き続き体験活動やイベントの充実も図られるとのことですので、ぜひ地域住民も交えたイベント開催や、昔遊びの講師として招くことなども検討していただきたく存じます。
また、これも引き続き、切れ目のない周知に努めていただきたい内容の一つとして、小項目3つ目、2029年に完了予定の増築後に拡充される機能は。オープン時の機能や役割に加えて、増築によってさらにどのように施設の充実が図られるのか、お示しください。
さきの教育委員会臨時会の会議録によると、地元合意から2年、それ以前からアイデアはあった施設ということで、来期やっと、言わば鳴り物入りで開設するセンターです。きれいに改修され、今後増築もなされます。教育総合支援センターが、高岡市における教育支援のハブ的な存在として機能し、より多くのお子さんと保護者のよりどころとなることを願っております。
最後に、高岡古城公園のさらなる魅力向上について質問をさせていただきます。
塚本議員もおっしゃったように、新年度予算に1億円の高岡古城公園関連事業費が盛り込まれ、市としての本気度が伝わってまいりました。樹木の伐採整理やお濠の堆積土撤去に向けた調査など多額の費用がかかる大がかりな景観再生事業と併せて、イベントを核とした魅力発信事業、和式トイレの洋式化やカラス対策といった環境整備事業など幅広いジャンルへの投資は、まさに市民が求めている、歴史と文化の継続性に革新を加えた高岡古城公園の再生に向けた大きな一歩です。
今後も高岡古城公園関連の政策と現場のよき変化を注視させていただく所存でありますが、まずその初めとして、出町市長も市議時代から力を入れてこられたカラス対策についてお伺いいたします。
高岡古城公園内には現在、二の丸広場に2基、護国神社の敷地内に1基のカラス捕獲おりが設置されており、私も時々、捕獲状況を見に行きます。観光客や公園を訪れる方などの人目に触れにくい場所に設置してありますが、近づくと、餌やカラスの臭いでしょうか、かなり強い臭気を感じます。また、おり周辺に餌やふんが散らばっており、地面の汚染状況なども気になります。
そこで伺います。おり周辺の悪臭と汚れ対策を講じるべきと考えるが、見解は。野生の生き物が相手なので、清潔な状態が完璧に保たれるとは思いませんが、対策などをお示しください。
また、捕獲おりによる年間の捕獲数は、令和6年は718羽、令和7年は724羽となっており、出町市長も、おりの設置前と比べて捕獲数が増えているとの認識を示しておられます。
ただ、高岡古城公園内のカラスの個体数が不明なので、実際に減っているのかどうかについて市民には分かりません。先週末の夕方も二の丸広場は、木の上、地上ともにカラスの楽園となっておりました。
そこで、おりの捕獲数は公表しているが、公園内の個体数を把握することにより、対策の効果を可視化しては。公園のカラスが確実に減っていることを数で示すことで、市民にもその効果をより実感していただきたいと考えております。
さらに、今回、レーザー装置による追い払いのための予算措置がなされております。
令和7年度に、カラス被害対策として、レーザー装置を含むカラス対策装置導入への補助金制度が実施されましたが、利用実績が伸び悩んだと確認しております。レーザー光線の届く先に航空機がいてはならないなど、設置場所のハードルが非常に高いこともその要因でありました。
公園内に装置を置く場所があるかなどについてはこれからの検討になると伺っておりますが、効果についてどのような見通しを立てていらっしゃるか注目されておりますので、お伺いします。
レーザー装置での追い払いに取り組む目的は。
ぜひ、これからも市民と観光客にやさしい高岡古城公園実現のため、カラス対策にも一層の御尽力をいただきたく、お願い申し上げます。
最後に、新年度予算案にも開催が明記されている9月13日日曜日の前田利長公の入城記念イベントの内容について、塚本議員の乗馬の御提案に加えて、さらにワクワクを増やす提案をさせていただきます。
利長公が鷹狩りを好んでいたことは、皆さん御存じのとおりです。高岡古城公園本丸広場の顕彰碑レリーフには、鷹狩りを楽しむ利長の姿が彫られていますし、高岡市立博物館には、2代将軍徳川秀忠と利長が鷹狩りを共通の趣味にしていたことをうかがわせる文献が残っております。
記念すべき入城の日に鷹匠を高岡古城公園にお招きし、実演と一般市民による鷹匠体験を行い、市民の皆さんに、より利長公を身近に感じていただく機会にしてはいかがでしょうか。
そこで、9月13日の高岡城入城記念イベントで、利長公にちなんで鷹匠イベントを開催しては。出町市長も利長公に扮して鷹狩りを楽しまれることを期待しております。
なお、蛇足ですが、カラスを含む害鳥対策として鷹の利用は他自治体でも実績があるようですので、対策の一つとして今後検討されてはいかがでしょうか。
以上で私からの質問を終えさせていただきます。
御清聴、誠にありがとうございました。
◯市長(出町 譲君) 私のほうからは、植野議員の大きい問いの1、医療的ケア児の保護者のレスパイトについての1、医療的ケア児の保護者との意見交換を踏まえて、本市の思いはという質問に答弁させていただきます。
本年2月13日、医療的ケア児を育てる保護者の皆様と直接お会いしました。植野議員と同じく、本当に胸がつらくなるような思いでした。そして貴重な御意見をお伺いしました。意見交換の場では、保護者の皆様が日常的、慢性的に睡眠不足、そして精神的負担に直面していること、そしてレスパイト、休息という意味ですが、このレスパイトを利用できる施設が富山県内で限られており、市外の医療機関まで長時間にわたって送迎していることなど、具体的な御労苦について詳細にお聞かせいただきました。
保護者の皆様は、子供の日々のケアに献身的に対応していらっしゃいます。そして、計り知れない心労と負担を抱えている実情があります。私はこれを深く認識して、深く受け止め、関係部局に対応を指示しました。引き続き、医療的ケア児とその保護者の皆様に対する支援の取組を進めていきます。
私からは以上となります。その他の質問につきましては、教育長、また担当部局長よりお答えさせていただきます。
◯福祉保健部長(戸田龍太郎君) 私からは、大きな項目の1つ目、医療的ケア児の保護者のレスパイトについての2点目、「医療的ケア児保育施設等利用支援事業」の実施に当たり、利用ニーズの把握と、看護師の確保や巡回をどのような体制で行うのかとのお尋ねにお答えをいたします。
本市において医療的ケア児のお子さんを受け入れている保育施設等と意見交換を行う中で把握したところでは、受け入れが初めてのケースとなる施設が多いこと、また、児童一人ひとりの病状や発育によって必要な処置がそれぞれ異なることなどから、施設における医療的ケアに対する不安や負担感が課題であると捉えまして、これらの解消を図る必要があるものと考えております。
このため、令和8年度からの「医療的ケア児保育施設等利用支援事業」の実施に当たりましては、このような施設の課題や意向を踏まえ、看護師の巡回訪問が可能な高岡市民病院等に委託をし、施設への事前訪問による医療的ケアの必要な児童の状況把握や看護師の訪問スケジュールなどの調整を行った上で、施設への訪問を実施することとしているものでございます。
本市としましては、こうした取組によりまして、医療的ケアが必要なお子さんとその保護者の方が安心して保育施設等を利用できるよう、本事業を推進してまいりたいと考えております。
私からは以上でございます。
◯市民病院事務局長(新田裕子君) 私からは、大きな項目の1つ目、医療的ケア児の保護者のレスパイトについての3つ目、高岡市民病院で、医療的ケア児の保護者レスパイトケアのための入院を受け入れてはについてお答えいたします。
市民病院では、保護者の負担軽減、災害時の医療の面から、市内での医療的ケア児に対する医療体制の確保は大変重要であると考えております。このため、当院では今年度、医療的ケア児を受け入れている保育園への看護師の派遣を始めるとともに、当院主催で小児科医、看護師、市内の関係保育園を交えて医療的ケア児に関する研修会を行ったところでございます。
医療的ケア児のレスパイト入院につきましては、直ちに受け入れを開始することは難しいと考えますが、こうした取組を通じて専門スキルを有する人員の育成、確保、また、受け入れに向けた体制整備を進めてまいりたいと考えております。
私からは以上でございます。
◯教育長(近藤智久君) 私からは、大項目の2つ目、教育総合支援センターの機能と体制について、合わせて3点お答えをいたします。
まず項目1つ目、センターの機能と受け入れ体制についてお答えをいたします。
本年4月に開設する教育総合支援センターは、不登校など学校に行きづらさを感じている児童生徒への教育支援、心身の発達や就学に悩んでいる幼児、児童生徒と保護者への特別支援、入国間もない児童生徒と保護者への外国人児童生徒支援の3つの機能を併せ持つ、県内では初めての支援拠点施設でございます。
このセンターには、所長のほか、それぞれの領域で豊富な経験や高い専門性を持った、合わせて5名の相談員に加えて、心理士、教育・福祉連携コーディネーター、日本語指導講師を配置し、スタッフを増員いたしまして、支援を必要とする子供や保護者一人ひとりに寄り添い、それぞれのニーズに応じた支援を提供できるよう受け入れ体制を整えてまいります。
加えて、関係団体や専門機関の方を委員とする運営協議会を設置いたしまして、先ほどいろいろと議員のほうからも御提案ありましたそうした内容も含めて、センターの運営の改善を絶えず図りながら、学校や関係機関と連携をしながら支援の充実に努めてまいります。
次に、項目の2つ目、開放日を設け、周知の強化に取り組んではとのお尋ねでございます。
現在、教育総合支援センターの運営や支援内容についてまとめたリーフレットを学校や関係機関に配付しておりますほか、4月の広報紙「市民と市政」や市のホームページへの掲載、公式LINEなど、様々なツールを活用して周知を図っているところでございます。
御提案の開放日を設けて、施設を見ていただく機会を設けることにつきましては、センターでは、新年度明けまして4月6日に開所式を行うこととしておりまして、その日の午後に設けることができないか、現在、検討しているところでございます。これにつきましては、詳細が決まり次第、保護者や地域の方など市民の皆さんにお知らせをしてまいります。
次に、項目の3つ目、2029年に完了予定のセンターの増築後に拡充される機能についてお答えをいたします。
教育総合支援センターは、旧平米小学校の新しい校舎部分を利用し、本年4月に開所いたしますが、その後、古い校舎や体育館を解体し、令和11年(2029年)の4月から使用できるよう二階建ての多目的スペース棟を増築し、機能の拡充を図ることとしております。
増築部分の1階には、主に相談スペースとしての活用を想定しております。独立した個室のほか、自由に間仕切りを変えることのできる相談ブースを設け、個人のほかグループ面談や相談会など、柔軟に対応できる空間とする予定でございます。
また、2階部分は多目的ホールとして整備をし、ふだんはセンターを利用する子供たちが軽運動やレクリエーションなどで体を動かすことのできる空間とするほか、教員研修やミニ講演会、就学相談会などの会場としても活用を図ってまいりたいと考えております。
私からは以上でございます。
◯都市創造部長(椙本敏規君) 私からは、問いの3、高岡古城公園の魅力向上について4点の御質問にお答えいたします。
初めに1つ目、カラス対策についての1点目、おり周辺の悪臭と汚れ対策を講じるべきとの御質問でございます。
カラスの捕獲おりの近辺につきましては、その構造上、一定程度の悪臭や汚れは必ず発生いたしますので、近くに寄ることはお勧めしておりません。
この悪臭や汚れが来園者や周辺住民に悪影響を及ぼさないということが重要でございます。このため、設置場所につきましては、極力、来園者が近づきにくい場所を選定しておるところでございます。また、おりに捕獲したカラスの回収及び清掃作業を週2回の頻度で行い、おり周辺の衛生環境の保全に努めているところでございます。
今後とも、来園者や周辺住民への影響を及ぼすことがないよう、おり周辺の定期的な点検を行い、必要に応じ、追加の清掃や近寄れない措置を施すなど対応してまいります。
次に2点目です。おりの捕獲数は公表しているが、公園内の個体数を把握することにより、対策の効果を可視化してはとの御質問でございます。
カラスの個体数は季節や年によって変動いたします。また、調査日における観測個体数が必ずしも公園全体のカラス生息数を代表する値になるとは限らないことから、対策効果をその調査で判断するというのは難しいものでございます。とはいえ、平成21年度に調査を実施して以降、相当の年数が経過しております。その比較のため、現在の個体数を観測する意義はあるのではないかと考えているところでございます。効果的な方法を考えたいと思います。
一方、対策効果を確認する方法としまして、令和8年度に試行いたしますレーザー装置によるカラスの追い払いでは、対策の前後で園路における汚れの程度の差を比較し、お示ししたいと考えております。
今後も、対策効果の確認方法につきまして、他市での先行事例なども参考にさせていただき、調査、研究してまいります。
次に3点目です。レーザー装置での追い払いに取り組む目的はとの御質問です。
これまでのカラス捕獲おりによる捕獲数は、10年前の平成27年度が107羽でございました。令和7年度は724羽でございます。一定の効果はあるものと捉えているところです。
しかしながら、多くの方が利用されます二の丸沿いの園路は、ふんによる路面等の汚れが特にひどく見られております。園路沿いの樹木の間引きも実施しましたが、十分な改善にはなっていないということでございます。今回、レーザー装置によるカラスの追い払いを試行的に行い、園路におけるふん害の減少を図ろうとするものでございます。
最後に、2つ目の項目でございます。9月13日の高岡城入城記念イベントで、利長公にちなんで鷹匠イベントを開催してはとの御質問でございます。
前田利長公が鷹狩りを好んだとお聞きしております。歴史的な背景と結びつく、また、カラスにも効くのではないかというお話もございました。すばらしい御提案と受け止めさせていただきました。
様々な御提案をお寄せいただいている中でございます。まずは、鷹を飛ばす際に必要となるスペースの確保など、具体的な課題を洗い出してまいりたいと。実現性や効果などを考慮した上で、令和8年度に予定しておりますイベントの一環として実施できないか、ぜひ検討させていただきたいと考えております。
私からは以上です。



